小林亮が14日、JAPANサッカーカレッジとの練習試合に61分間出場した。昨年8月に右ひざのじん帯を負傷し、長いリハビリ期間を経て約8カ月ぶりの実戦復帰となったが、左ひざじん帯負傷の長期離脱から復帰した4年前の経験もある小林は、「4年前のほうが『復帰したなあ、やっとここまで来られたなあ』と感慨深かったが、今回はあまりそういう気持ちにはならなかった」と話し、「ここがゴールじゃないというか、公式戦に出て……まあ、そこもゴールじゃないんだけど(笑)、また新たなスタートを切れる。それが今日の一戦だったのかな」と冷静に分析した。
いつもどおり淡々と語った小林だったが、「今回のけがは4年前よりも非常に順調。これから試合に絡んでくるごとに楽しいことばかりではなくなるが、いまはサッカーをやっていてすごく楽しいし、この気持ちを忘れることなくプレーできたらいいなと思っている」とサッカーができる喜びを満喫もしていた。
(山形担当 佐藤円)
2014/04/16 19:30