柏に在籍する選手の中で、川崎Fにとっての”天敵”が誰かを存知だろうか。
現在リーグで3アシストと好調の高山薫である。湘南時代に川崎Fと戦い、4試合で3得点。川崎U-18出身でもあり、毎回厳しい”お礼参り”をしている。
そんな高山について、元チームメートたちが語った。
「昨季以上に走力が目立つようになった。まあ湘南でも走れるほうだったしね」と、際立っている運動量について述べたのは下部組織時代と昨季の湘南で同僚だった安藤駿介。
そして2011年、高山のルーキーイヤーに湘南のゴールを守っていた西部洋平も「前にガンガンしかけて、持ち味を出している」と評価した。
安藤は、高山の弱点も暴露。
「シュートはうまいのだけど、試合で1対1の局面になると“どうしよう”と思って外してしまう」(安藤)らしい。かと言って、あえて1対1の場面を作らせるわけにもいかない。
ともかく、柏のキーマンである彼に仕事をさせないことが、勝利につながるのは間違いなさそうだ。
(川崎F担当 竹中玲央奈)
2014/04/10 21:32