先週は、台風による延期分となった第36節・京都戦が25日に、そして第40節・東京V戦が28日に行われました。いずれもホームに強豪を迎えた2連戦。徳島は、「来季に向けて明るい材料をつかむ」(小林伸二監督)という位置付けで戦いました。
J2屈指のパスワークを誇る京都相手に引かずに真っ向勝負した第36節は、2-4と粉砕されました。内容的にも圧倒され、J2トップクラスとの距離感を肌で感じた試合になりましたが、その中でも、2点を奪って一矢報いたことが、週末につながりました。
東京V戦は、京都戦とは打って変わり、前半から徳島ペースで試合を進められました。
「京都戦は立ち上がりにセットプレーでやられたけど、今節は逆に僕たちが、そうすることができた。相手が立ち直る前に2点目を取れたことも良かった。京都戦で僕たちがやられて困ったことそのもの」(橋内優也選手)と、京都戦での反省が大いに生かされた展開となりました。
後半は、昇格へ向けての執念を前面に出してきた東京V相手に防戦一方になりましたが、なんとか1失点でしのぎ、勝利を得ることができました。
この2連戦で得たさまざまな教訓や収穫を、今季の残り2試合と来季につなぎたいところです。
(京都戦で徳島を応援してくださったJ2昇格争い中の他クラブの皆さま。ありがとうございました。そして、期待に添えずにすみません。あの試合の京都さんは強すぎました…)
(徳島担当 小田尚史)
2012/10/31 13:25