「バドゥさんに会えませんか?」
5日に行われた練習試合の後、そう言ってクラブハウスを訪ねてきたのは対戦相手の奈良クラブ(関西リーグ1部)に所属する塚本翔平選手。
塚本選手は2006年から2011年にかけて長野でプレーしたが、2006年7月から2009年に掛けてチームを率いたのがバドゥ監督だった。2人は再会すると固い握手を交わして数分間の談義。別れ際にバドゥ監督は報道陣に向かって「(彼は)ファミリー!」と話していた。
塚本選手は「バドゥさんは長野の時も“チームはファミリーだ”といつも言っていたし、サポーターを大事にする人だった。サッカーも攻撃的。トレーニングで驚かされることが何度もあって、すごく勉強になりましたね」と、バドゥ監督と過ごした日々を懐かしそうに語っていた。
(京都担当 雨堤俊祐)
2014/03/06 19:50