先週末、山形との10人対10人になる非常に難しい試合を勝利で終えた湘南。そんな厳しい試合に並々ならぬ思いをぶつけていた選手がいた。それが今季の選手会長である島村毅である。
「入籍したてということもあって、得点を取ってやろうと意気込んでいた」と語るとおり、開幕の1週間前にクラブの公式サイトで入籍を発表した島村は、途中出場で投入されると守備面の強化とともにセットプレーを中心にゴールを狙った。
残念ながら開幕戦でのゴールとはいかなかったが、島村はこう語り続けた。「今回は得点を取れなかったので、まだあと1カ月ぐらいは入籍ゴールを狙っていきたい」。チームの勝利と新しい家族のために、元FWの島村は最後方から得点を狙い続ける。
(湘南担当 林遼平)
2014/03/04 19:17