明治安田生命J3リーグに参戦する「Jリーグ・アンダー22選抜」の登録選手に選ばれたFW渡大生。
その決定には複雑な表情を見せたが、考えてみれば当然のこと。その登録を喜ぶとするならば、北九州での試合出場をあきらめたということになる。昨季、リーグ戦でのチーム最多得点タイ(8得点)の男が、シーズン開幕前にそんな気持ちになるわけがない!
原一樹の加入によってFWのポジション争いは激化しているが「一樹さんの加入は良い刺激になっています」と前向きに捉えた上で、昨季同様に泥臭いゴールを積み重ねてチームの勝利に貢献したいと言う。
「得意のドリブル突破からのシュート。そんなきれいなゴールができれば“ドヤ顔”ができて理想的だけど、泥臭い“ハイエナ・ゴール”だけでも十分。ゴール前で、不格好ながらちょこんと触って入れてもゴールはゴール。まずは得点を奪うというフォワードとしての使命を果たすことが大事」
使命に燃えるハイエナに注目だ。
(北九州担当 島田徹)
2014/02/28 12:36