前節・C大阪戦では86分からの途中出場ながら90分に勝利を決定づける得点を挙げた金井貢史。今季の2得点はいずれもセットプレーからのヘディングであり、28日に行われた長崎との練習試合でも末吉隼也のCKに頭で合わせて得点を挙げるなど「ヘッドは自分の中でも自信のあるプレー」と結果を出している。
その要因は観察力にある。C大阪戦でも「ベンチから相手の動きを見て空く場所があったから自分が出たらそこに入っていこうと思いながら観察していた」と振り返っている。
「大黒(将志・杭州緑城)さんにやられたこともあるからそこから吸収したり、うちにはトヨくん(豊田陽平)や(池田)圭くんのようにヘッドがうまい選手もいるから自分なりに取り入れてチャレンジしている」と姿勢はあくまでも貪欲だ。
長崎との練習試合でも「今日は密着マークだったから駆け引きの仕方が違った」と、セットプレーにおける駆け引きを楽しんでいた様子。金井の結果には確実な裏付けが存在していた。
鳥栖の選手名鑑(クラブ公式サイト)
(鳥栖担当 杉山文宣)
2013/10/28 21:16