7月上旬、左ひざ蓋大腿関節軟骨損傷の手術を終え、別メニューで治療を行っていた室拓哉がボールを蹴り始めた。自身でも「ホンマに軽く。軽くですよ。サッカーができるレベルじゃない」と話しながらも復帰へ向けて新しいステップを踏み出した。
本人によると「まだ痛みはあるけど(復帰の目標設定は)1カ月後と考えてます」とのこと。ここまで懸命のリハビリを続けてきた室だが、昨季もひざのけがで長期離脱していただけにその苦しみは筆舌に尽くしがたい。
それでも、ようやくボールを蹴る状態まで戻ってきており、本人は1カ月後の復帰に向けてさらに努力を重ねていく姿勢を見せていた。「また、記事にしてもらえるように頑張ります」。多くのサポーターも室の復帰を心待ちにしているはずだ。
鳥栖の選手名鑑(クラブ公式サイト)
(鳥栖担当 杉山文宣)
2013/10/25 17:42