0-0に終わった前節の水戸戦。10日の練習後に小林伸二監督は、「丁寧にボールを回してプレーしたけど、残り3分の1を破れなかった。いいところまでは行ったけど、相手DFを動かすことができなかった。ミスを恐れて戻す、相手の前でこねる、そのうち奪われてカウンターを食らう。特に前半はそんな感じだった」と試合を振り返った。
10日はフィニッシュに持ち込むトレーニングを重点的に取り組んだ。「今は仕掛けの部分で最後の精度が低い。今日は動きの中でシュートまで行く練習を意識的に取り組んだ」と津田知宏は話す。
また、「前節は結果的に失点ゼロで終わったけど、取られ方が悪く、失点してもおかしくない場面もあった。最近は自分たちがボールを握る試合も増えているけど、リスク管理はしっかりやらないといけない」と青山隼は課題を捉える。
天皇杯はすでに敗退している徳島だが、そのぶん課題修正に時間を費やし、20日の第37節・横浜FC戦に備える。
徳島の選手名鑑(クラブ公式サイト)
(徳島担当 小田尚史)
2013/10/10 16:11