2試合ぶりの出場となった新潟戦で、見事なコントロールショットからチームに先制点をもたらしたレアンドロ選手。結果的にチームは勝ちを逃したものの、リーグ戦で出場した6試合は3勝3分け。その「不敗伝説」は健在でした。
「サッカーではあり得ることだけど、勝点1に終わったのは、負けたような気分」。自身にとって通算7点目のゴールを奪い、あらためて存在感を見せたブラジル人エースですが、試合前に「新潟戦は勝点6に相当する」と意気込んでいた直接対決に勝利できなかったこともあり、笑顔はなし。
フォアザチームを鮮明に打ち出すレアンドロ選手の姿勢が表れたのは後半の二川孝広選手の交代直前のシーンにも表れていました。松波正信監督の下に、血相を変えて駆け寄ったレアンドロ選手が訴えたのは「相手のCKの時に1人相手が余っていた。そのマークについて伝えた」。
優勝争いが恒例だったチームが直面する初めての残留争いは、もはや背番号9のフル稼働にかかっていると言っても過言ではありません。
(G大阪担当 下薗昌記)
2012/09/18 15:43