「(対名古屋での)いつも通りのやられ方をしたので悔しい」。試合後のミックスゾーンでひとこと残した茂庭照幸選手のコメントが、この試合を表しています。「いつも通り」とは、セレッソがボールをつなぎながら攻め込むも、名古屋の分厚き壁を崩せず、名古屋のセットプレーに沈む負け方です。先制点となった田口泰士選手の直接FKに関しては、「(FKに反応した)闘莉王選手はオフサイドの位置におり、(高橋)ダイスケを倒したことでファウルでもある。レフェリーは2つのミスを犯した。そこは言っておきたい」とレヴィー・クルピ監督が声を荒らげたものの、判定は覆りません。
ただし、判定うんぬん以上に、この日の名古屋が強かったことは間違いありません。敗戦を引きずることなく、次の試合に向けて準備をしてほしいと思います。
(C大阪担当 小田尚史)
2012/09/18 15:41