14日の東京V戦でボランチとして初先発を果たした堤俊輔選手。この試合での堤選手の初体験は、それだけではなかった。リーグ戦で初めてCKのキッカーを務めた。そして、20分に古賀正紘選手の移籍後初ゴールとなる今季初ゴールを導き、CKから初アシスト。堤選手にとって、初物づくしの試合となった。
ちなみにゴールを決めた古賀選手は、「CKからいいボールが来たので、あれは誰でも決められますよ」と、堤選手のキックをたたえた。ただこのCKだが、実は堤選手のイメージどおりではなかったらしい。「本当は少し違うところを狙っていたんですけど、足に掛かり過ぎて、曲がり過ぎました。でも、古賀さんがいいところに入って来てくれました」と、頭をかきながら教えてくれた。狙ったところでなくても、ゴールはゴール! 今後も「機会があれば、蹴ります」と話してくれた堤選手にご期待ください。
(福岡担当 荒木英喜)
2012/09/16 22:13