天皇杯2回戦・愛媛戦はPK戦にもつれ込むこととなったが、水戸は4-2で勝利することができた。石神幸征が最後のキッカーとなったが、「PKはキッカーが有利なので、まったく慌てることはなかった」と冷静にゴールに流し込んで勝利を決めた。
その直後、見守っていた選手たちはダッシュで石神のもとに駆け寄ってきた。しかし、直前で方向転換。PKを2本セーブした笠原昂史へと駆け寄り、輪になって喜びを分かち合った。
緊張する最後のキックを冷静に決めた石神のところには誰も寄ってこず、さびしい思いをしたが、「まあ、そんなことだろうなと思ってましたよ」と苦笑い。「ちょっとおいしい思いをできたのでよかったです」と振り返った。
水戸の選手名鑑(クラブ公式サイト)
(水戸担当 佐藤拓也)
2013/09/12 20:11