24日の練習後、22日に行われた第30節・湘南戦について、小林伸二監督は、「勝ちたかったね。モチベーションは高かったし、選手は動けていたんだけどね。湘南も元気がなかったし。ただ、最後のシュートですよね。(第29節・)町田戦の後半もそうですけど、最後の場面まで行っているけど、取り切れない。練習の時はそつなく決めるし、1点2点入った後の試合では決めるんだけど、どっちに転ぶか分からないような試合で決めることができない。(攻撃の)イメージはだいぶ出て来たんですけどね。全体的な形はできているだけに、個のコントロール、個のフィニッシュ。最後の部分ですね。相手あってのスポーツだから難しい面もあるけど、でもそこを決めないと上位には行けない」と話していました。
「トーナメントのつもりで」(小林監督)試合に臨んだ8月。結果は、現在のところ第28節の四国ダービー以外は勝ちがなく、逆転でのプレーオフ進出へ状況はかなり厳しくなってきました。それでも、「最後まで諦めない。チームとしても、一人の選手としても、試合には負けたくないですから」と橋内優也選手は話しています。実りあるシーズンにするため、徳島は残り12試合を戦い抜く覚悟です。
また、8月24日は小林監督の52歳の誕生日でした。練習後、監督に感想を尋ねると、「はやいもので、もう52です(笑)それとピーコ(中河GKコーチ)が試合当日に誕生日なんですよ。あとは、オガも(小笠原ヘッドコーチ)も9月12日。スタッフ全員おとめ座なんですよ(笑)だから、俺じゃなく、試合当日が誕生日のピーコを推しといてよ!」とのことでした。師の誕生日を祝うべく、今節の鳥取戦、GKオ・スンフン選手は無失点で試合を終えたいところです。
(徳島担当 小田尚史)
2012/08/24 23:24