「負けるわけにはいかない」
17日の甲府戦で対面する可能性のある、松橋優との対戦について静かに、けれど力強く徳永悠平は話した。
松橋は徳永の1学年後輩。国見高、そして早稲田大と5年間も同じチームでプレーしていた間柄であり、「よくつるんでいたし、大学時代は一緒の部屋にずっといた。ともに多くの時間を過ごしたヤツなので、いろいろ知っていますね」と徳永は懐かしむ。
快足FWとして名を馳せた松橋も、甲府ではSBにコンバート。今季からは、本格的に左SBの位置で活躍。そして二人は、同じSBとしてJ1の戦場に身を置いている。
「プレーなどにズル賢さがある」と松橋を評する徳永は、「SBをまさかやるとは思わなかったが、意外とやれている。守備も頑張っているイメージがあるが、元々は前の選手なのでスキはある」と弱点を展望する。
「ウイイレでもスキはあった」
徳永は、ゲームでも表れたという松橋の心の隙間を、ピッチ上でも突いていく。
FC東京の選手名鑑(クラブ公式サイト)
(FC東京担当 田中直希)
2013/07/16 20:01