明日発売の関西版EGに、C大阪の村田和哉選手のインタビューが掲載されます。
今季の現状についての自身やチームの話だけではなく、高校時代の乾貴士選手(現・フランクフルト)との秘話や、大学時代、長居スタジアムに観戦に来ていた頃の話など、盛りだくさんの内容になっています。是非、お手に取ってお読みいただけると幸いです。
その中で、紙面スペースの都合上、掲載し切れなかったこぼれ話をひとつ、紹介したいと思います。
大学時代に中高の体育教師の免許を取った話がインタビュー中に出て来ましたが、将来的に、「いつか体育教師になることも?」という質問をした際のコメントです。
「中高の体育教師の免許は持っているので、将来的にはそういう道もあるかな、とは思います。だからこそ、いま、もっともっとプロで活躍して、いろいろなことを学ぶことが大事。僕の一番伝えたいことは、“夢を持つ”ということ。自分の場合は、“プロになる”という夢があって、それをかなえることはできた。でも、プロになっただけで満足するのではなく、もっと活躍しないと。播戸さんにも、『教師になったとき、生徒の前で、プロで何試合出て、何点取ったとか言わなアカンやろ。そこで、結果があるかないかで、説得力は全然違う。“この先生はすごい”と思われれば、生徒も話を聞くやろ。だから、いま、やっていることが将来につながるで』って言われて。播戸さんは本当に熱い人です。播戸さんや茂庭さんは成功者だと思うので、そういう人の話を聞くことはすごく大事だと思います。プロで結果を残してきた人の言葉は重いですよね。“聞く耳を持つ”ということは、これからも大事にしていきたいです」
“夢を持つ”こと。“聞く耳を持つ”こと。これらは、生きていく上で本当大切なことです。村田選手の人柄が凝縮されたような内容の言葉だと思いました。その他の熱い話については、明日発売の関西版EGにて!
(C大阪担当 小田尚史)
2012/08/15 21:50