榎本達也が居残り練習をする時間が、徐々に長くなってきている。そのメニューはシュートストップから筋トレまでさまざまだが、全体練習終了後に一人、あるいはコーチ陣とともに練習に励む姿は栃木の練習後お馴染みの光景となっている。
本人にその理由を尋ねたところ、「シーズン当初は練習にボリュームがあって、体力もかなり使っていた。いまは夏場が近くなって、コンディション的に落ちてくる時期でもある。その中で体のキレの確認や、ゲームの中での反省の確認をしている」とのこと。
「いますぐうまくなるわけではないが、継続を意識しながらやっている。自分のレベルアップも図るためなので、やれるときは時間を割いてやろうと思っている」と語った榎本。ベテランとなっても日々成長を続ける男の言葉には、重みがある。
栃木の選手名鑑(クラブ公式サイト)
(栃木担当 片村光博)
2013/06/12 21:06