秋田キャンプ2日目の11日午前はフィジカルトレーニング、午後はボールを使った練習を行った。この日は約8か月ぶりに、GK東口順昭がゲーム形式の練習に復帰。「うれしいです。思ったより早く入れた」と口元をほころばせた。
キャンプ前、W杯出場を決めた日本代表の試合を見て「またあの舞台に帰らなければ」と気持ちを引き締めた。チームとしても、GKとしても、日本一になることを目標に立てている。
久々にゲームに入ったことで「恐怖心はある。今はまだしょうがない」。コーチングは以前と同じようにできると感じているが、まだ痛みが残るひざを気遣い、無理なボールには飛び込まないように気を付けている。「今は声を出すことに集中して、それで前と同じ雰囲気でやれれば、恐怖心も違ってくると思う。まずはできることを確実にやっていく」と、焦らずに臨む考えだ。
中断明けを一つの目標に、徐々にコンディションを上げている。
(新潟担当 野本桂子)
2013/06/11 20:45