今週目についたのが、GKのトレーニング。通常は加藤竜二GKコーチがさまざまなキックを駆使してキャッチングを行うが、今週はFKの練習などに使う人型の壁を立て、さらにこの壁に黒いビニールのゴミ袋をかぶせた状態で行っていた。その真意を加藤GKコーチに聞いてみると…。
「経費削減です(笑)」とボケた後、狭いエリアに密集して攻撃する京都対策として、あえてブラインドを作ってシュートに反応するという本来の目的を教えてくれた。「ボールの軌道を予測しないといけないし、頭を使います」と佐藤慎之介も話し、GK陣にとっては京都戦のシミュレーションとなった様子。
しかし加藤GKコーチとしては、現在使用している壁がもっと安全で使いやすくなるよう、いろいろなイメージを膨らませており、「ボールが当たってもはね返らずにクルンと回るようなのがあればいいんですけどね、どこかで作ってくれないかな」と話していた。
(熊本担当 井芹貴志)
2013/06/07 18:30