相手のタフさに屈したように見える前節・京都戦だが、「単純に僕たちのほうが動けなかったというわけではないと思う」とプライドを見せるのは、終了のホイッスルとともに仰向けに倒れた山田拓巳。「前半から僕たちのほうが運動量多く行っていたと思うし、ボールにもしっかりアプローチして球際にも行けていたと思う。それが後半、あの(失点までの)時間帯に響いたというのもあると思う」と振り返った。
「行けているときにチャンスも作れていたし、そこで1点じゃなくて2点、3点と取れていれば、後半に足が止まっても逃げ切れた。逆に、いまはなかなか点数が取れなくて、1-0で長い時間プレーしていても、最後までもっと球際に行けるような体力を付けてたくましくならないといけない」と今後の課題を挙げながらも、「前半から90分もたせるように計算していたら成長しないと思うので、そこは全然悲観することじゃない」と前を向いた。
(山形担当 佐藤円)
2013/05/29 20:03