どうしても清水戦となると相性の話が出てくる仙台。2010年のJ1復帰以来、ここ3シーズンの対清水戦績は1分5敗。また、アウェイの清水戦ではクラブ史上未勝利である。清水戦を前にすると共同の囲み会見でもその話が出てくるのが恒例化しているため、手倉森誠監督は「去年、優勝を逃して、清水に勝てなかったことも考えてみて、『清水に勝てるようになれば、優勝できるようになる』と考えるようにした」とのこと。
今季は対清水戦で2年連続得点中の石川直樹が加入したこともプラス材料だが、なにより「勢いはこちらにある。勝てると思う」と角田誠が頼もしくコメントしたように、2003年以来の清水戦勝利に向けてチームの士気は高い。
「小学校のころから清水のチームに止められてきた」という手倉森監督だが、今度は上り調子のチームとともに、アウェイ連戦に向けた勢いを得るための勝利を狙う。
(仙台担当 板垣晴朗)
2013/05/23 18:43