今週から、ポゼッショントレーニングや紅白戦などボールを使ったトレーニングでは、Jリーグ創設20周年記念ボール“adidas TANGO 12 Kotohogi”が使用されている。
この“Kotohogi”は、Jリーグ公式球と柄が違うだけで基本的には同じものであるため、蹴り心地は変わりないようだ。一方、天皇杯の使用球は「軽いし、縫い目も違うのでブレ方も違う」(チーム関係者)とのこと。ピッチの外から見ている立場としては「ボールが違うだけでそんなに変わるのか?」と単純に思ってしまうが、やはり実際にボールを蹴ってみないと分からないことが多々あることを改めて理解した。
ちなみに記念球は12日の北九州戦から第16節・富山戦まで公式戦で使用される。15日に順延された第10節・東京V戦では当初使われない予定だったが、急きょ使用されることになった。創設からJリーグをリードしてきた名門、東京Vとこの日にこの記念球で対戦出来るのも、一つの縁だろうか。
(松本担当 多岐太宿)
2013/05/10 19:43