第13節・山形戦で、岡山移籍後初ゴールを記録した押谷祐樹は「点が取れていないことはすごく重荷だったので、心機一転してやれている」と話した。
10日に政田サッカー場で行われた練習では好調ぶりをアピールし、「パスを受けることをまったく怖がらず、受けたらどんどん前に進んでいく。ああなったら怖いよ」と影山雅永監督を唸らせた。一つのゴールが契機となって、背番号14は危険なゴールハンターへと変貌しそうな気配を漂わせている。
「ずっと、『早く点を取りたい』と思っていたけど、13試合かかってしまった。でも、ここからが始まりというくらいの気持ちでやっていきたい」と話す押谷は、「誰と出てもいいプレーができる」と頼もしい。練習では荒田智之とのコンビネーションも深まりつつあるところを見せており、背番号『9』と『14』の共存に期待は膨らむ。
(岡山担当 寺田弘幸)
2013/05/10 18:26