7日はオフ。この日は林彰洋の26歳の誕生日だった。ただ、「あんな負け方(1-2で川崎Fに敗戦)をしたので…」と、手放しでは喜べなかったようだ。「祝ってはもらったけど、甘いものを少し食べただけ」だという。
「Jリーグで1年やって、試合の雰囲気や流れを学べた」と、この1年を表現した。山本海人と激しいポジション争いを繰り広げていた昨季から、今年は絶対的な位置を確保している。開幕から調子の出ないチームを後ろから励まし続け、4月は1失点に抑えた。
しかし、5月に入って2連敗。「レベルを上げて変化をさせようとしているのが、マイナスに出てしまった」。引いて堅く守った浦和から、新潟戦以降DFラインを高くしようとする戦術がうまくいかなかった。「守備陣がどうこうではなく、自分が失点数を減らしたい」と甲府戦に向けて語った。
(清水担当 田中芳樹)
2013/05/08 18:44