快勝した第13節・G大阪戦の翌7日、神戸は関西大との練習試合を実施。7分、「カウンターで上がりきって点を取れたのは良かった」と振り返った有田光希の先制弾を皮切りに、計7ゴールで圧勝した。
そんな有田はG大阪戦で第8節・富山戦以来のベンチ入り。出場はならなかったが、「とりあえずダッシュだけはしておきました」と笑った。何よりスタジアムの熱気を間近に感じたことが大きな収穫だったようで、「ピッチのあの盛り上がりはなかなか得られない。自分の中ではひとつ、モチベーションが上がったと思う」と話した。
昨季在籍した愛媛で14ゴールをマークしたFWも、先発を張る前線が躍動感を手放さず、不完全燃焼は否めない。ただ、「チームは1年でJ1昇格を目指しているので、試す試合は1試合もない。だから、いつでも行ける準備をしています」と言い切った。
リーグ戦はまだ序盤。有田のシーズンはこれからだ。
(神戸担当 小野慶太)
2013/05/07 20:17