今季の残り試合が少なくなっていく中、勝ち点を拾えないゲームが続く山口。前節・長崎戦では先制点を奪ったが、痛恨の逆転負けを喫した。
結果こそ敗戦に終わったものの、カルロス・マジョール監督は選手が見せたアグレッシブな姿勢を高く評価している。今週17日の練習後には、「今後も長崎戦で見せたような姿勢や走る気持ちを前面に出して戦わなければいけないし、選手にも『ここからの5試合を長崎戦と同じような意識で戦ってほしい』と伝えた」と話す。
今節からホーム2連戦が始まる。今節対戦する水戸との過去の戦績は、3戦して2勝1分とポジティブな要素はある。
マジョール監督は、勝利するためのポイントに「ディフェンス面での集中」を第一に挙げ、「試合の頭から相手に強くプレッシャーを掛け、ボールを奪い返すことを重視しなくてはいけない」と厳しい表情を見せる。
「いま、われわれにはどうしても勝利が必要。残り5試合で全勝できれば勝ち点15が得られる。長崎戦のように走り、同じ意識で臨むことができれば、負けることはないと確信している」
写真:田辺久豊
(山口担当 田辺久豊)
2017/10/19 18:42