天皇杯準々決勝・湘南戦を24日に控える大宮は、6日より静岡県の時之栖にてキャンプを行っている。主な目的な一度オフを挟んだ状態から再びコンディションを上げていくこと。加えて、一つひとつのメニューからはリーグ戦時よりもプラスαを積み上げる意図も感じられる。
7日の最後に行われた7対7の対人練習では、サイドに位置する選手たちのポジショニングをシチュエーションごとに細かく調整。従来よりもさらにスピーディーかつシステマチックに動くことが求められた。
渋谷洋樹監督は「(攻撃時に)どこを狙うかというところ。どこに起点を作って、どういうふうに攻撃するのかをもう少しやらないといけない。攻撃のパワーをどこで掛けるのかを、全員で統一したい」と狙いを明かす。コンディション調整と並行しながら、ワイドにポイントを作って攻める際の意思統一レベルの向上を追求していく構えだ。
チームはこれから8日、9日とトレーニングを積み、10日にはJFL・Honda FCとの練習試合に臨む。少しでもレベルアップして湘南戦を迎えるため、大宮はトライを重ねていく。
(大宮担当 片村光博)
2016/12/08 08:00