22日の天皇杯3回戦・磐田戦(5○0)で2得点を挙げ、前節・鳥栖戦(1△1)ではリーグ戦3試合ぶりの先発出場を果たした泉澤仁。激しいポジション争いの中で成長を続けるアタッカーは、27日に新たな刺激を受けた。新潟の監督交代だ。
新たに新潟の指揮を執ることになった片渕浩一郎監督は、新潟ユース時代の監督でもある。「サッカーはもちろんだけど、人間的にもすごくしっかりしている人。“カッコいい男”ですね」と泉澤。「自分のお世話になった人がプロの監督になったというのは刺激になる」と語るように、恩師のステップアップによって残り4試合となったリーグ戦へのモチベーションを高めている。
「まずは大宮が一つでも良い順位になること。目に見える数字も残したいけど、僕はそういう選手じゃないということも自覚している。試合に出て大宮が勝っていることが一番だと思う」(泉澤)
まずは今週末の鹿島戦。「いまの大宮がどれだけできるのか、楽しみのほうが強い」という強気のメンタルで勝ちにいく。
(大宮担当 片村光博)
2016/09/28 18:50