V・ファーレン長崎は第10期株主総会で取締役選任が議決され、総会後の記者会見で平成26年より代表取締役社長を務めてきた内田正二郎社長が退任し、今年1月13日(2月1日付)からクラブアドバイザーを務めていた池ノ上俊一氏が、新たに代表取締役となることが発表された。
池ノ上俊一氏は、鹿児島県出身。高校時代から年代屈指の選手として知られ、横浜フリューゲルスなどでプレーし日本代表にも選出された経験がある元Jリーガー。大阪商業大学では高木琢也監督の一つ先輩にあたり、引退後は育成年代の指導を中心に行っていた。
会見で池ノ上社長は「国際化、地域化の理念のもと、約束の未来をコンセプトにクラブ運営を行いながら、社会におけるクラブの役割を果たしていきたい。今後は規律を重んじ、スピード感をもってチャレンジするクラブとしたい」と抱負を語った。
内田正二郎前代表取締役社長は、非常勤の取締役会長に就任。下条義太郎取締役(非常勤)、日髙好秋取締役(非常勤)が勇退した。
(写真)左が内田前社長、右が池ノ上新社長
(長崎担当 藤原裕久)
2016/04/21 12:36