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　今節・FC東京戦のテーマは「速攻と遅攻の使い分け」（田坂和昭監督）ということになりそうだ。

　速攻では、右の村田和哉、左の澤田崇と交代選手も充実している。特に澤田は、前半戦はベンチ入りした試合も限られていたものの、田坂監督になってからは3試合すべてでベンチ入り。「出たら結果を残して、チャンスをつかんでいかなければいけない」(澤田)と、緊張感を持っている。

　昨年、熊本で9得点を挙げた俊足ドリブラーだが、清水でリーグ戦の得点はゼロ。FC東京戦との前回対戦（1st第17節／2●3）では、澤田が左サイドから中央に出したボールを、石毛秀樹が豪快に決めた。「あれは石毛さんのおかげですから（笑）」と後輩のゴールを絶賛したが、まずはアシストを記録している。

　次は、初得点へ。“オレンジの跳ね馬”が左サイドで暴れまわる。