2月27日のACL第1戦・貴州人和(中国)戦。1点リードの76分に途中投入された谷口博之は、ボスニア・ヘルツェゴビナ代表ミシモビッチのマンマーク役を務めた。「アップをしていて試合を見ていないので、10番の特長は分からなかったけど、とにかくプレーさせないことを意識した」と言うように、密着マークでチームの逃げ切りに貢献した。
ちなみに、柏における谷口のニックネームは、川崎Fや横浜FM在籍時に定着していた『タニ』ではなく、『グッチ』だ。これは、大谷秀和との『タニ』という愛称がカブることを防ぐための措置である。
そう呼ばれることについて聞いてみると、こんな答えが返ってきた。
「高級感がないですか? 常にポジティブにいかないと」。どうやら、本人は気に入っているようだ。
しかし、大谷は違う呼び方で呼んでくるという。「(俺のことを)『グッちゃん』と呼ぶんだよね」(谷口)。他の選手とは違うニックネームで呼ばれることについても聞いてみると、笑いながらこう言った。
「それだと高級感が崩れるんだよな」
(柏担当 郡司聡)
2013/03/01 21:39