チーム屈指のなでしこフリークを自任する藤春廣輝。自宅で海外サッカーなどは見ないが、なでしこリーグの試合は時折チェックするという。女子W杯で世間が盛り上がるが故の社交辞令ではない。「日テレ・ベレーザの原(菜摘子)選手とかすごくいいですよね」となでしこジャパン以外の名前がサラリと出るあたりは、なでしこフリークならではだ。
そんな藤春だけにオフだった6日朝の女子W杯決勝戦も生でチェック。「速攻、目が覚めましたよ」と開始早々の失点を悔しげに振り返ったが、4点のビハインドから見せたなでしこの意地に感激した様子。「あれだけ注目される決勝で心が折れるかと思ったけど、2点取り返した。2-4になった時はイケるかなと思ったんだけど」。
同じ日の丸を背負う選手たちの戦いに、快速SBも刺激を受けていた。
(G大阪担当 下薗昌記)
2015/07/08 15:40