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　プロ3年目の藤原広太朗にとって、味の素スタジアムのピッチにJリーグの公式戦として立つのは3度目。FC東京の下部組織で育った藤原にとって、味スタのピッチに立つ感覚は特別なものだろう。

　昨季を振り返ると、満を持して臨んだ第25節・FC東京戦（0●4）は苦い思い出になった。今節・東京V戦を控え、相手は違えど同じピッチに立つことになるであろう藤原は「去年は苦い思いをしていますし、一昨年の東京Vとの試合も1-1で引き分けて勝てていません。結果を出したいですし、やっぱり味スタで負けたくないという気持ちもあります」と意気込む。

　チームは6試合負けなしという粘り強さを出し始めたが、5試合連続引き分けと勝ちきる所まではあと一歩。チーム浮上のキッカケを掴むためにも何とか勝利を持ち帰って欲しいとともに、藤原にとっても3度目の正直となる結果を手にして欲しい。