19日、長谷川アーリアジャスールが1回目の契約交渉に臨んだ。
宮本功強化本部長との面談後、報道陣に対応した長谷川は、「国内ではセレッソ以外でプレーすることは考えていません。ただ、海外に関して話があった時は別。オファーが来たら考えます。向こうも(強化部)それは分かってくれています」と自らのスタンスを語り、結論は保留したことを明かした。
海外でのプレーについては、「サッカー選手でやっている以上、高いところを目指したい気持ちはあります。マリノスの時もFC東京の時も、ずっと海外でやりたい思いはあった」と熱望を隠さなかったが、一方で、「ただ行けばいい、というものではない。場所やチームも大事。オファーが来たから行きます、ということではない」と冷静さも同時に語った。
今後、自身が望むような海外のオファーが届かなければ、来季もC大阪でプレーする。
「今日の宮本さんの話を聞いても、会社も変わろうとしていると感じたし、それに対して選手は応えていくだけ。C大阪に来て1年で降格したことは悔しいし、何より、応援してくれたファン・サポーターの気持ちを考えると、恩返しをしたい思いはある。(国内の他クラブからの話は)ちらほら聞きましたけど、(国内移籍は)考えていません」と”国内ならセレッソ”を強調した。
(C大阪担当 小田尚史)
2014/12/19 17:23