横浜FMとの開幕戦を3日後に控えた27日、大宮は秋葉の森総合公園サッカー場で練習を行った。強敵との対戦を前に大熊清監督は「(横浜FMには)個性のある選手がいるので、相手の良いところを消しながらこちらの良いところを出したい」と展望を語った。
横浜FMといえば、屈指のプレースキッカーである中村俊輔を擁し、セットプレーを武器としている。
大熊監督も「得点の30~40%はそこから取ってくるね。まずはファウルをしないでボールを取れるようにしたい」と警戒すると同時に「脅威、精度、本数、勝ちにつなげる力…すべてにおいて日本一のセットプレーだと思う」と敬意も表した。
この日の練習ではセットプレーの守備でボールアプローチを躊躇してしまう場面も見られた。「100%はないけど、ボールウォッチャーにならないように徹底して少しでも失点の可能性を少なくする」(大熊監督)ことを、開幕戦までに詰めていきたいところだ。
(大宮担当 片村光博)
2014/02/28 08:53