BIG・totoがブラジルW杯を対象に

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[W杯ガイド準決勝展望] 順当なベスト4。ファイナルへの切符を懸けて

[W杯ガイド準決勝展望] 順当なベスト4。ファイナルへの切符を懸けて

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Photo: Norio Rokukawa

 白熱の準々決勝を終え、いよいよ大会はメダルを懸けた準決勝へ。決勝トーナメントの勝ち上がりは、前回王者スペインの敗退やコスタリカが「死の組」を首位突破したグループステージに比べて随分順当な結果と言える。

■ブラジルvsドイツ
 準決勝1試合目は、日本時間9日(水曜)5時キックオフのブラジルvsドイツ。王国ブラジルにとって今大会最大の試練が訪れた。準々決勝でエース・ネイマールが背骨の一部を骨折し今大会から離脱。加えて、主将チアゴ・シウバは累積警告により出場停止。絶望的とも言えるこの状況だが、中心選手の離脱によりチームの結束力が増し、いつも以上に力を発揮する事例はサッカーに限らず少なくない。特にネイマールが抜けた攻撃陣は、初戦以外まったく仕事ができていないオスカルを中心に奮起が期待される。対するドイツは、レーブ体制8年目にして成熟の時を迎える。フランス戦では持ち前の洗練されたパスサッカーを展開する一方、勝利を最優先するしたたかな試合運びを見せチームとしての完成度の高さを見せた。レーブ体制以降、W杯、ユーロともにあと一歩のところでタイトルを逃しており、タイトルに懸ける思いはブラジルに引けを取らない。正念場に立たされたブラジルと、悲願のタイトル獲得に燃えるドイツが激突する。

■オランダvsアルゼンチン
 準決勝2試合目は、日本時間10日(木曜)5時キックオフのオランダvsアルゼンチンだ。この試合のポイントは先取点にある。アルゼンチンは初戦のボスニア・ヘルツェゴビナ戦、準々決勝のベルギー戦で見せたように、早い時間に先取点を取り、あとは巧みな試合運びで試合が終わるのを「待つ」のが得意だ。逆にオランダは、少なくとも前半は失点をゼロで抑えたい。そうすれば相手も少しずつ前に出ざるを得なくなり、自慢の高速カウンターが威力を発揮する条件が整う。アルゼンチンの守備陣は引いた状態では安定しているが、ナイジェリア戦で喫した失点のようなカウンターには決して強くない。今大会メッシは低い位置でボールを受ける傾向があり、オランダにとってそこが狙い目だ。引いてきたメッシを囲んでボールを奪えば、そこから準々決勝・コスタリカ戦でも一人異次元のスピードを発揮したロッベンが決定的な仕事をするだろう。

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