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　第9節・松本戦を翌日に控えた紅白戦を終え、長谷川健太監督が切り出した。「（温存する選手も）若干いるかもしれない。嘘は言えないので（笑）」。中2日で挑む連戦を考慮して、指揮官が今野泰幸にかわるボランチとして指名したのが内田達也だった。「ウッチー（内田）が出ると思います」（長谷川監督）。ホーム初勝利を賭けた17日のナイトゲームでは、遠藤保仁とのドイスボランチで今季初先発が濃厚だ。

　昨年は右SBで定着しきれなかった内田達だが、今季はボランチが主戦場。1月末にあったG大阪ユースとの練習試合でも遠藤とボランチを形成し、キャンプから懸命に取り組んできた。「初めて試合に出るわけでもないし、今ちゃん（今野）と同じプレーはできないので自分らしさを出したい」と内田達。「ポジショニングや動きはサテライトの試合を見ても問題ない」という指揮官の期待に応えられるか。