7日の今節・FC東京戦、名古屋生え抜きのMF青木亮太とMF和泉竜司の2選手が、5月5日の横浜FM戦以来、久しぶりにそろって先発出場を果たしそうだ。
先週は台風24号の影響で試合が延期となった名古屋。今週の練習ではFWジョーと2トップを組む相方には青木が、累積警告で出場できないMFエドゥアルド・ネットの代役には和泉が試されていた。
二人とも昨季は中心選手として、1年でのJ1復帰に貢献しブレイクしたが、今季はケガやJ1の壁に苦しみ出場時間が減少している。和泉は明治大から、青木は流経大柏高から名古屋に入団したいわゆる生え抜きで、サポーターも期待する向きが多い。
青木はケガの影響もあり5月12日の第14節・長崎戦以来の先発が濃厚。直近の試合にあたる9月22日の第27節・川崎F戦では、和泉に代わって後半から出場したものの、「復帰最初のゲームとしては悪くなかったが、もっとチームを活性化させたかった」と納得し切れなかった。一方、その試合が7試合ぶりの先発だった和泉も、思うようなプレーができず、前半だけで青木と交代。「気持ちを切り替えたい。次の試合で修正することが大事」とリベンジに燃える。
報道陣に公開された今週の練習後には、並んでクールダウンをしていた二人。7連勝中は特に新加入選手の活躍が取り沙汰されていたが、二人とも「以前からチームにいる選手としてのプライドもあるし、去年J1に上げた思いもある」と、ようやく巡ってきたチャンスで結果を残したいという気持ちを強く持っているという。
近年AI(Artifical Intelligence人工知能)の発達は目覚ましいものがある。こちらのAI(青木・和泉)もどんどん成長してもらわないと、名古屋の明るい未来が見いだせない。アートのような(※意図的に誤訳、抜粋しています)青木のドリブルと、インテリジェンスあふれる和泉のゲームメークで、チームを勝利に導きたい。
(名古屋担当 斎藤孝一)
2018/10/06 12:55