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　31日の第6節で、ホームに好調の富山を迎える熊本。

　吉田靖監督は第5節終了時点で4位につける富山の躍進について、「攻撃の幅が広がっているのが、好調の要因」だと分析する。その富山の中でも特に警戒しているのが、ソ・ヨンドクとキム・ヨングンの2人の韓国籍MF。「もともとソ・ヨンドクはテクニックも判断力も高いが、そこに新しい選手が加わって、コンビネーションも含めて個の力が生きるようになっている。チーム力も向上し、去年までよりグレードアップしている。ここまで大量失点がないし、（変則的な［3-6-1］システムでも）穴はあるようでないですよ」と語った。

　それでも、「何か特別なことをするわけじゃなく、自分たちの力を出すことで、相手の力を抑えるような展開にしたい。そのためにも判断を早くすることが大事」と吉田監督。　ホーム初勝利へ向け、鍵となるのは個々の判断力だ。