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　17日のJ2第14節・水戸戦でPKを沈め、待ち望まれていた京都復帰後初ゴールを挙げた大黒将志。勢いを付けて臨む今節の相手・東京Vは、大黒とは20年を超える付き合いの選手が2人もいるチームである。
　今季から東京Vに加入し、いぶし銀のプレーを見せている橋本英郎は、G大阪ジュニアユース時代から一緒にプレーしていた一つ年上の先輩。大黒は「ハシくん（橋本）もまだ元気にサッカーをしてくれている。すごく良いこと」と、京都戦の日に38歳の誕生日を迎える先輩の健在ぶりに刺激を受けている様子だ。
　同い年である二川孝広とは、G大阪ユース時代から名コンビとして名を馳せてきた仲。大黒はいまでも、「めっちゃ実力があって、本当にうまい選手」と讃辞を惜しまない。ただ、二川は今季の出場がゼロ。「試合に出てないから心配してます（笑）」と冗談交じりの口調ではあるが、かつての相棒であるファンタジスタの状態に気を揉んでいる。
　自身にとっての古巣でもある味の素スタジアムのピッチで、大黒は盟友2人との再会を果たせるのだろうか。