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　15日、鹿島は東福岡高の左SB・小田逸稀の加入内定を発表した。

　小田は、昨季の全国高校総合体育大会、全国高校サッカー選手権大会と2冠を制した東福岡の中心選手。クラブとしては、その身体能力の高さと、対人能力の強さを評価した。

　同じ左SBとしては桐光学園高のタビナス・ジェファーソンがおり、他クラブの多くが熱視線を送る中、鹿島は当初から小田に狙いを定めていた。

　今季春先にはクラブハウスを訪問。練習参加する予定もあったが、ちょうど小田が負傷していたことも重なり、トレーニングに混ざることができなかった。しかし、「カシマの空気」に触れられたことは大きかった。
　
　現在、左SBを本職とする選手は山本脩斗しかおらず、クラブとしても補強ポイントの一つだった。