13日に家長昭博が30回目の誕生日を迎え、オフ明けの14日には当日が誕生日だった藤沼拓夢とともにクラブハウスでチームメートに祝福された。
「サッカー選手にとって30代というのは、ベテランと呼ばれる年齢。年齢だけで判断されることはないけれど、自分自身、30代に入ってより考えさせられるところはある。サッカー選手としての残された時間は決して長くないし、あらためてサッカー選手でいられる間にもっと頑張りたいと思っている」
現在はFWとしての出場が続くだけに、常に“上”を目指す家長は、何よりも強く結果を求めている。
「いまのポジションだと、どうしてもゴールやアシストが付いてこないと評価してもらえないと思うし、それは自分にとってあまり得意ではないところ。その部分により比重を掛けていかないといけないし、そのためには自分が苦手なこと、あまりやらないことをやっていかないといけない」
自らが不得手とする部分を十分に理解し、改善に向けて前進を続けようとする背番号41。一つ歳を重ねて、さらに凄みを増すことに期待したい。
(大宮担当 片村光博)
2016/06/15 21:12