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　取材をする中で内田裕斗が、ふと思い出したように口を開いた。「天皇杯4回戦・広島戦（1●2）で得点を決めたでしょ。先日、大阪のテレビで天皇杯のダイジェストをやってたみたいなんですよ。それを見た友達から連絡がきて、得点ってやっぱり凄いですね」。サッカー関係ではない友人も得点には食いついていたようで、あらためて得点が世の中に与える影響を実感していた。今季プロ初ゴールを挙げた内田だけに、言葉の節々にリアルな新鮮さがあった。

　最終節はアウェイの愛媛戦。四国ダービーに始まり、四国ダービーで締め括る今季。内田は「今までやってきたことの総合的な部分をサポーターのみんなに見せられたら良いなと思っています。そして、結果が一番大切だと思うので勝って終わりたいです」と意気込む。

　「得点も決めたいです！」。世間がビビるほどのゴラッソに期待したい。