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　横浜FMは28日、関東学院大在学中でJFA・Jリーグ特別指定選手のFW富樫敬真が来季加入内定することを発表した。富樫は8月に特別指定選手として登録され、ここまでリーグ戦3試合に出場して9月19日の明治安田J1・2nd第11節・FC東京戦（1○0）では決勝ゴールを決めた。

　クラブと提携し、マリノスタウンで練習を行っている関東学院大の選手が夢をつかんだ。きっかけはトップチームに負傷者などが多く出た際に人数補充された練習で、エリク・モンバエルツ監督は「彼のクオリティはすぐにわかった」と着目。ゴール前での存在感とフィニッシュワークが評価されて特別指定選手となり、プロ相手のゴールという一発回答でプロ契約を勝ち取った。下條佳明チーム統括本部長は「短い時間でも存在感を出している。あとは継続的にやってほしい」と期待を口にした。

　現在は関東学院大の一員として関東大学リーグ2部を戦っており、残り2試合のリーグ戦に出場できるか微妙なところ。だが来季はトリコロールの一員としてチームに加わることになる。