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　前節・北九州戦を前にした16日に待望の第一子を授かった西田剛。しかし、父として初めて臨んだその北九州戦では自身7試合ぶりのゴールを奪ったものの、チームは残念ながら敗戦。お決まりの“ゆりかご”パフォーマンスもお預けとなった。

　西田はその悔しい気持ちを引きずりながらも、前節試合後にチームの許可を得て生まれたばかりの我が子が待つ鹿児島へ直行。初めての対面を果たした。「娘パワーをもらった」と同時に「より責任感も増している」とキリッ。

　今節、チームはプレーオフ争い生き残りを賭けて戦うが、西田もすでに臨戦態勢。「自分自身、苦しんだ中での吹っ切れた（前節の）ゴール」と前向きさを見せ、この日（22日）の紅白戦でも鮮やかなボレーシュートでゴールネットを揺らすなど調子は上々。期待されるのは愛娘に捧げる祝砲だ。ゆりかごパフォーマンスも「今節でできれば」と自らのゴールで狙っている。