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　10月の段階でホームゲームが終わってしまうというのも地域リーグ以来のことでどうも違和感があるが、早いもので今節の鳥栖戦は、2015シーズンのホーム最終戦となる。

　この試合における地元メディアの注目度はやはり高い。試合当日は地元局のNHK長野が中継を行う予定で、21日のトレーニングでもその他県内テレビ局のスタッフがサーカス団のごとく大挙して訪れ、6台のカメラが練習に汗を流すチームの一挙手一投足を追いかけた。

　紙のメディアも同様の熱心さを見せており、その様には反町康治監督も思わず「ほかにニュースがないのか」と苦笑しながらつぶやいたほど。

　試合結果によっては今節でのJ2降格が決まってしまうという崖っぷちにあるが、逆に言えば、降格圏脱出の可能性もまだ残されている。まずは目の前の試合に勝ち、「良い形でアルウィンで締めくくりたい」（反町監督）。