[甲府]無失点こそ命の甲府。天皇杯3回戦・愛媛戦は畑尾大翔が主軸となって堅く締める

　天皇杯3回戦・愛媛戦（10/14）と中2日で迎える明治安田J1・2nd第14節（10/17）・山形戦とを控え、練習では愛媛戦主力組対山形戦主力組の紅白戦も行われた。注目はここまで出場のチャンスが少なかった選手が多く出場しそうな愛媛戦。激戦のJ2で6位以内を充分に狙える8位に付けている愛媛に勝つことが難しいことは承知の上だが、甲府の選手は強い決意でチャンスをモノにしようとしている。

　堀米勇輝、秋吉泰佑という前線の選手に対する期待は当然大きいが、無失点こそ命の甲府にとって畑尾大翔（DF）も重要な選手。佐久間悟監督が指揮を執りはじめた1st第12節・山形戦（2○0）以降は山本英臣がけがで戦列を離れたとき以外は控えにまわることが多くなったが、直近の未来に甲府のDFラインを支えてほしい選手、GK岡西宏祐とともに無失点を成し遂げたい。

「若手中心となるけれど、愛媛に勢い負けせず、勢いだけではなくJ1で2年連続残留している強かさも発揮して勝ち切りたい」（畑尾）

　この試合、テレビ中継はありません。是非とも山梨中銀スタジアムで観戦を！

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　自主練中の畑尾大翔（右）と熊谷駿。練習の目的を聞き忘れたが、担桶を運ぶために天秤棒を担ぐ練習をしているのではないことは確か。3人合わせて111歳のオッサン3バックに食い込むパフォーマンスを畑尾が発揮できるかどうか注目です