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　明治安田J1・2nd第13節・G大阪戦（5○3）の活躍で一躍脚光を浴びた中野嘉大。本紙採点で“8.0”という高得点を記者は与えたが、練習場のロッカールームでは中村憲剛に「8.0が来たぞ！」といじられたようだ。試合直後の囲み取材でも多くの記者陣に質問を受け、”リオ五輪代表の新星”と評されて各メディアにて報道をされた。「ついに早生まれを活かせます」と本人は冗談交じりで話したが、「あまり調子に乗らないようにしたい」と自惚れる様子はない。

　試合中には大胆なプレーを見せる中野だが、実は大勢を前にして話すことが苦手。「五輪代表になったらテレビもあるよ」と記者が冗談交じりに言うと「緊張して絶対に無理です」と言う。実際に今年の2月に行われた新体制発表会では極限まで張り詰めた表情でステージの上に立っていた。「めっちゃ緊張したし、『これをもう一度やるなら、俺は絶対に移籍したくない』と思いました」とのこと。