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　今週の仙台は公式戦が予定されていないが、次の週は14日に天皇杯3回戦・大宮戦が控え、それから中二日で17日には明治安田J1・2nd第14節・清水戦がアウェイで待ち受けている。6日に練習を再開させた仙台では、練習を始めるにあたり渡邉晋監督が「ここにいる全員で二つとも勝つ」と呼びかけたという。

「“総力戦のスタンバイ”です。心身のコンディションを整え、引き上げる三日間にします」と、渡邉監督は8日までの期間を位置付け、フィジカルトレーニングや前節・横浜FM戦（1●3）からの修正を実施。一日のオフを入れて、通常の公式戦に向けた調整方法に戻すという。

　この“総力戦”に向け、選手たちもどの試合でも勝利に貢献しようと士気は高い。「勝たなければいけない大宮戦も、残留のかかる相手との清水戦も、全員で勝ちたい。『いつでもいける』ではなく『俺がいくんだ！』という気持ちでいきます」と蜂須賀孝治（写真右）も言葉に力を込めた。