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　前節（J2第29節）・大分戦、前々節・磐田戦での負傷を押して出場した田森大己。「前よりは良くなっている」と状態を確認しながらトレーニングを進めている。

　同時に、田森は若手の変化を語る。「（大分戦の）ハーフタイムに若い子がしゃべれるようになってきた。試合の中でも1人が声を出せば応えるようになっている」という。それは、「何試合か出場する中で、（声が）どれだけ大切か分かってきている。それが出てくれば京都サンガというチームも上に行ける」と話した。

　田森が若手の変化を感じる中、宮吉拓実は自らの責任感に言及。「スタートで出させてもらっている中で、オグリさん（大黒将志）が（途中出場で）結果を残している。僕がオグリさんなら『なぜ（先発で）使ってもらえないんだ』ってなると思う。そのへんも含めてしっかりしたプレーをしないといけない」。

　後半途中から出場して歓喜を呼ぶ大黒はまさに偉大。チームに大きな刺激をもたらしている。（小野 慶太）